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2026/08/14

ホームページ制作のデザインで世界観を統一する作り方|統一感がない原因は?

ページごとに雰囲気がバラバラ…世界観を統一する具体的な手順

サイトの世界観は、ルールを先に決めれば誰でも統一できます。

統一感がない原因は、センスではなく「基準の不在」です。

決めるべきは4つ。

色は3色以内、フォントは2種類以内、写真のトーン、言葉づかい。

この4項目をルール化して全ページに適用するだけで、バラバラだった印象は見違えるほど揃います。

とはいえ、自社サイトを見返すたびに、ページごとの温度差が気になる。

「トップは今風なのに、ブログページだけ昔のまま」

「担当者が変わるたびに雰囲気が変わってしまった」

「そもそも統一感って、どこを揃えれば出るの?」

気になりながらも、どこから手をつけるべきか分からず、更新のたびにモヤモヤが積もっていく。

その状態になるのは、世界観という言葉が曖昧なまま、揃えるべき項目が具体化されていないからです。

この記事を読むと、統一感が崩れる原因と、世界観を統一する具体的な手順が分かり、自社サイトのどこを揃えればいいかを自分で判断できるようになります。

【この記事のポイント】

  • 統一感の正体は「色・フォント・写真・言葉」の4項目が揃っていること
  • バラバラになる原因は、更新時に参照するルールが存在しないこと
  • 世界観づくりは感覚ではなく、キーワード3つの言語化から始める手順の仕事

この記事の結論

  • 一言で言うと、世界観の統一とは「4項目のルールを決めて守り続ける」こと
  • 最も重要なのは、色3色以内・フォント2種類以内のルール化
  • 失敗しないためには、目指す印象をキーワード3つで言語化してから決めること
  • ルールを文書化しないまま更新を重ねると、統一感は必ず崩れていく

ホームページ制作のデザインで統一感がない原因と揃えるべき4項目

「なんとなくバラバラ」の正体を、まず分解しましょう。

統一感が崩れる原因と、揃えるべき項目は決まっています。

原因は更新の積み重ね。ルールがなければ必ず崩れる

統一感のなさは、最初から生まれるわけではありません。

公開時は整っていたサイトが、更新を重ねるうちに崩れていくのが典型です。

新サービスのページは急ぎで別の雰囲気に。

ブログのアイキャッチはその時の気分で。

バナーは配布されたものをそのまま貼る。

一つひとつは小さな判断ですが、参照するルールがなければ、数年で別人のようなサイトになります。

よくあるのが、担当者の交代でトーンが変わるパターン。

前任者の頭の中にしかルールがなかったため、引き継げなかったのです。

つまり、統一感の問題は美的センスの問題ではなく、仕組みの問題。

ここを押さえると、対策は一気に具体化します。

揃えるべきは「色・フォント・写真・言葉」の4項目

世界観を構成する要素は、実務上この4つに集約されます。

1つ目、色。

ベース・メイン・アクセントの3色以内に絞り、使う場面も決めます。

2つ目、フォント。

見出し用と本文用の2種類以内。

太さのバリエーションで変化をつけます。

3つ目、写真のトーン。

明るさ・色味・被写体の距離感を揃えます。

明るい自然光の写真と暗いスタジオ写真が混在すると、それだけで統一感は崩れます。

4つ目、言葉づかい。

「です・ます」の丁寧さ、漢字とひらがなのバランス、お客様の呼び方。

実は、デザインを揃えても文章のトーンがバラバラだと、ちぐはぐな印象は残ります。

判断の起点は「キーワード3つ」の言語化

4項目を決めるとき、いきなり色やフォントを選んではいけません。

先に、目指す印象をキーワード3つで言語化します。

「誠実・先進的・親しみやすい」「上質・静か・職人気質」といった具合です。

キーワードが決まれば、選択に迷いがなくなります。

「このバナー、うちらしい?」という曖昧な議論が、「『静か』に合ってる?」という判断に変わるからです。

社内で意見が割れたときも、好みのぶつけ合いではなく、キーワードに照らした議論ができるようになります。

正直なところ、この言語化を飛ばして見た目だけ揃えようとすると、途中で必ず迷走します。

遠回りに見えて、一番の近道です。

なお、経済産業省の電子商取引調査が示すように、ネットで商品やサービスを比較検討するのは当たり前の行動になりました。

複数サイトを行き来する検討者にとって、世界観の一貫性はそのまま「この会社はきちんとしている」という信頼の材料になります。

世界観を統一する具体的な手順と現場の実例

項目が分かったら、次は進め方です。

岐阜県大垣市のともえデザインが制作現場で使っている手順と、リアルな事例を紹介します。

手順は5ステップ。言語化→棚卸し→ルール化→適用→運用

世界観の統一は、次の5ステップで進めます。

ステップ1、キーワード3つを言語化する。

経営者だけでなく、現場スタッフの意見も聞くとズレが減ります。

ステップ2、現状を棚卸しする。

全ページを見渡し、使われている色・フォント・写真・言葉のバラつきを書き出します。

ステップ3、ルールを文書化する。

4項目の基準を1枚のシートにまとめます。

専門的にはトーン&マナー、通称トンマナと呼ばれるものです。

頭の中のルールを紙に出すこと自体が、引き継ぎの保険になります。

ステップ4、優先度の高いページから適用する。

トップ、よく見られるページ、問い合わせページの順が定石です。

ステップ5、更新時にルールを参照する運用に変える。

ここまでやって、初めて統一感は「維持」できます。

一度に全部やる必要はありません。

ケースによりますが、まずルール化まで進めるだけでも、以後の崩れは止まります。

実例1:ページごとに時代が違った製造業サイト

岐阜県内の製造業のお客様から、「ページによって作った時代が違って、恥ずかしい」というご相談を受けたことがあります。

拝見すると、トップは数年前のリニューアルで今風、会社概要は10年前の名残、ブログは無料テンプレートのまま。

まさに増築を重ねた建物のような状態でした。

お話を伺うと、その時々で別の業者や社内の別の担当者が手を入れてきた歴史があり、参照できるルールは一度も作られていませんでした。

そこで、キーワードを「実直・精密・頼れる」と定め、濃紺基調の3色とフォント2種類にルール化。

古いページから順に、同じルールで揃え直しました。

公開後、担当者様から「展示会で名刺のQRコードからサイトを見た方に『しっかりした会社ですね』と言われた」とご報告をいただきました。

内容は大きく変えていません。

揃えただけで、信頼感の伝わり方が変わった事例です。

実例2:「かわいい」の解釈がズレていた菓子店

愛知県の菓子店のお客様は、スタッフの皆さんがそれぞれ更新を担当していました。

ご相談は「みんな頑張っているのに、サイトがごちゃごちゃしてきた」。

現場でのやり取りは、こんな感じでした。

「うちのテーマは『かわいい』なんです。全員それを意識しているはずなのに…」

「実は『かわいい』の解釈が人によって違うんです。ポップなかわいいか、上品なかわいいか、どちらでしょう?」

「ああ…!言われてみれば、私はポップ、店長は上品のつもりかも」

そこで、キーワードを「上品・やさしい・手仕事感」に言語化し直し、くすみ系の色と写真の撮り方ルールを1枚のシートにまとめました。

最初は「ルールで縛ると更新が面倒にならないか」と心配されていましたが、運用が始まると逆でした。

「迷わなくなったぶん、更新が早くなった」とスタッフの方。

選択肢が絞られると、判断は軽くなるのです。

数か月後には「常連のお客様に『インスタもサイトも雰囲気が揃っていて素敵』と言われた」と嬉しそうに教えてくださいました。

ルールは縛りではなく、迷いをなくす道具。

それを実感していただけた事例です。

よくある質問

Q1.統一感がない一番の原因は何ですか?

A1.更新時に参照するルールがないことです。

色・フォント・写真・言葉の4項目を文書化すれば、担当者が変わっても統一感を維持できます。

Q2.世界観の統一は何から始めればいいですか?

A2.目指す印象をキーワード3つで言語化することからです。

色やフォント選びはその後。

順番を守ると迷いが激減します。

Q3.色とフォントはいくつまでに絞るべきですか?

A3.色は3色以内、フォントは2種類以内が目安です。

変化をつけたいときは、色の濃淡やフォントの太さで調整します。

Q4.写真のトーンはどうやって揃えればいいですか?

A4.明るさ・色味・被写体との距離感の3点を決めます。

撮影時の見本写真を1枚共有しておくと、誰が撮ってもブレにくくなります。

Q5.トンマナのルールはどこまで細かく決めるべきですか?

A5.最初はA4で1枚程度が現実的です。

細かすぎると運用されなくなります。

運用しながら必要な項目を足すほうが定着します。

Q6.一部のページだけ直すのはありですか?

A6.ありです。

トップやよく見られるページから優先的に揃えるのが定石です。

全ページ一斉より、費用も負担も分散できます。

Q7.世界観の統一を制作会社に依頼すると費用はどれくらいですか?

A7.一般的な相場では、トンマナ設計のみなら数万〜十数万円程度、全ページへの適用を含むとリニューアル規模で数十万円になることもあります。

範囲を分けて相談すると比較しやすいです。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • 統一感の正体は「色・フォント・写真・言葉」の4項目。崩れる原因はルールの不在
  • 手順は「言語化→棚卸し→ルール化→適用→運用」の5ステップ
  • キーワード3つの言語化が起点。ルールは縛りではなく迷いをなくす道具

バラバラになったサイトも、手順を踏めば必ず揃えられます。

まずは自社サイトを開いて、使われている色とフォントの数を数えてみてください。

色が5色以上、フォントが3種類以上なら、そこが最初の改善ポイントです。

「うちのキーワード3つ、何だろう?」と迷ったら、ともえデザインの無料相談で一緒に言語化してみるのも一つの手です。

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