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2026/08/26

ホームページ制作のブランディングはブランドの一貫性が命!崩れないポイント

ページによって印象がバラバラと言われた…一貫性を保つ仕組みの作り方

ブランドの一貫性は、気合いではなく仕組みで保つものです。

崩れる原因は、配色・写真・言葉づかいのルールが文書化されていないことがほとんど。

更新テンプレート・ルール表・年1回の点検の3点セットを用意すれば、担当者が変わっても印象は崩れません。

公開時が最も美しく、運用するほど劣化していくサイトには、共通の欠落があります。

「トップページと新しいページで、別の会社みたいだね」

取引先に言われて、慌てて自社サイトを見返した。

「言われてみれば、確かにバラバラだ」

「でも、どこから直せばいいんだろう」

「そもそも、なんでこうなった?」

そんな戸惑いが生まれるのは、一貫性の崩れが一度に起きるのではなく、日々の小さな更新の積み重ねで静かに進行するからです。

この記事を読むと、一貫性が崩れる3つの原因と、崩さないための仕組みの作り方が分かり、自社サイトのどこから手を入れるべきか判断できるようになります。

【この記事のポイント】

  • 一貫性の崩れは「悪意なき更新」の積み重ねで起きる
  • 原因は担当者の裁量・ルールの不在・古いページの放置の3つ
  • テンプレート・ルール表・年1回の点検の3点セットで仕組み化できる

この記事の結論

  • 一言で言うと、一貫性とはどのページを見ても同じ会社だと分かる状態のこと
  • 最も重要なのは、判断を個人のセンスに委ねず文書化されたルールに委ねること
  • 失敗しないためには、更新用テンプレートを先に作ってから運用を始めること
  • 一度崩れたサイトも、直す順番を決めれば立て直せる

更新するほど印象がバラバラになる会社サイトで一貫性が崩れる3つの原因

公開直後は統一感があったのに、1年後には別物になっていた。

これは珍しい話ではなく、むしろ自社更新しているサイトの多数派です。

まずは崩れる原因を3つに分けて見ていきます。

原因1:担当者ごとの「良かれと思って」が積み重なる

一貫性を壊す犯人は、手抜きではありません。

むしろ逆で、担当者の善意です。

「目立たせたいから赤字にしよう」

「かわいいフリー素材を見つけたから使おう」

「キャンペーンだから派手なバナーを作ろう」

1つ1つは正しい工夫に見えます。

ところが、判断の基準が人それぞれなので、積み重なると色も書体も写真のテイストもばらばらになっていきます。

実は、更新担当が2人以上いる会社ほどこの崩れ方は速く進みます。

ケースによりますが、月4回更新するサイトなら、半年で20か所以上の「独自判断」が蓄積する計算です。

個人を責めても解決しません。

判断を委ねる先を、人からルールに変える必要があります。

原因2:ルールが担当者の頭の中にしかない

制作会社がデザインした時点では、配色や余白に明確な意図があります。

問題は、その意図が納品後に共有されないことです。

デザインの意図はデータの中には書かれていません。

最初の担当者は制作過程を見ているので感覚的に守れますが、引き継いだ2代目からは手がかりゼロ。

「前の人はどうやって色を決めてたんだろう」と迷いながら、自己流の判断が始まります。

よくあるのが、担当者の退職や異動をきっかけに一気に崩れるパターンです。

ルールが文書として残っていれば、人が入れ替わっても判断は引き継げます。

逆に言えば、文書がない状態は、いつ崩れてもおかしくない状態です。

原因3:古いページが放置され、新旧が混在する

サイトは部分的にリニューアルされることが多く、更新の手が入らない古いページが残りがちです。

トップは今風なのに、下層の会社概要は10年前のデザインのまま。

訪問者はリンクをたどって新旧を行き来するので、印象の落差がそのまま不信感になります。

総務省の通信利用動向調査ではスマートフォンからのネット利用が8割を超えており、スマホ対応済みのページと未対応の古いページが混在すると、崩れは一目で伝わります。

正直なところ、全ページを一度に直すのは費用的に現実的でない場合もあります。

その場合は、アクセスの多いページから優先順位をつけて直すのが実務的な落としどころです。

一貫性を保つ仕組みの作り方と岐阜・愛知の制作現場の実例

原因が分かったところで、次は仕組みの作り方です。

岐阜県大垣市のともえデザインが現場で実際に使っている方法と、立て直しの事例を紹介します。

実例1:3人で更新していたらバナーだらけになった可児市の製造業

可児市の製造業のお客様は、総務・営業・広報の3部署でサイトを更新していました。

ご相談時の状態は、トップページにバナーが11枚。

色も形も文字の大きさもすべて違い、どれが重要か分からない画面でした。

現場でのやり取りは、こんな感じでした。

「それぞれの部署が『うちの告知も載せたい』と言うんです」

「載せること自体は良いんです。ただ、形式が自由すぎるのが原因なので、バナーの型を3種類だけ用意しませんか」

「型が決まってれば、確かに揉めないですね」

サイズと配色を固定したテンプレートを3種類作り、告知はその型でしか作らないルールにしました。

半年後に拝見すると、バナーは増えていましたが画面は整ったまま。

「新しい担当者にも『この3つの型で作って』と言うだけで済む」と好評でした。

部署間の「うちのバナーだけ小さい」という不満も、型を共通化したことで自然と消えたそうです。

制限は不自由に見えて、実は運用を楽にします。

デザインの判断で迷う時間が減った分、告知の中身を考える時間が増えたというおまけ付きでした。

実例2:ルール表1枚で立て直した愛知県の整体院

愛知県の整体院のお客様は、ご自身でブログを週2回更新される熱心な方でした。

ただ、記事ごとに文字色や絵文字の使い方が違い、院の落ち着いた雰囲気とずれ始めていました。

そこで、A4一枚の運用ルール表を一緒に作りました。

使う色は本文の黒と強調のグリーンの2色だけ。

写真は院内で撮った実写のみで、フリー素材のイラストは使わない。

文体は「です・ます」で、絵文字は使わない。

たったこれだけの決め事です。

「最初は物足りない気がしたんですよ」と院長。

決め事が少なすぎて、本当に効果があるのか半信半疑だったそうです。

ところが3か月後、「昔の記事より今の記事のほうが、ちゃんとした院に見えると患者さんに言われた」と笑っていました。

書く側の負担も減り、更新のペースはむしろ上がったとのこと。

派手さを足すより、そろえるほうが信頼は積み上がる。

それを実感された様子でした。

崩さないための3点セットと直す順番

現場でおすすめしている仕組みは、次の3点セットです。

1つ目、更新用テンプレート。

お知らせ、ブログ、バナーなど、更新頻度の高いものから型を作ります。

2つ目、A4一枚のルール表。

配色・写真・言葉づかいの3要素を1行ずつ書くだけで機能します。

3つ目、年1回の点検日。

全ページをルール表と照らし合わせ、ずれた箇所を戻す日を決めておきます。

決算や年度替わりなど、既存の節目に合わせておくと忘れません。

海外のブランド調査では、媒体をまたいで表現を統一している企業は売上面でも優位という報告が繰り返し出ています。

一貫性は見た目の問題にとどまらず、数字に効く投資と考えて良いテーマです。

すでに崩れてしまった場合の直す順番は、アクセスの多いページからです。

トップ、主力サービスページ、問い合わせページ。

この3つが整うだけで、体感的な印象はかなり回復します。

一般的な相場では、部分的な統一改修は数万円〜十数万円程度、全面リニューアルは数十万円規模になることが多いため、範囲の見極めが費用を左右します。

よくある質問

Q1.ブランドの一貫性とは具体的に何がそろっている状態ですか?

A1.配色・写真のテイスト・言葉づかいの3要素が全ページでそろっている状態です。

どのページを切り取っても同じ会社だと分かるかが判断基準になります。

Q2.一貫性が崩れているかどうかはどう確認すればいいですか?

A2.主要5ページのスクリーンショットを並べて見比べるのが手軽です。

色数・書体・写真の雰囲気に2つ以上の系統が混在していたら、崩れのサインです。

Q3.更新担当が複数人でも一貫性は保てますか?

A3.保てます。

条件はテンプレートとルール表の共有です。

人数が多いほど個人のセンスに頼る運用は破綻しやすいため、仕組み化の効果も大きくなります。

Q4.崩れたサイトは全面リニューアルするしかないですか?

A4.必ずしも必要ありません。

アクセス上位のページから部分的に統一していく方法もあります。

崩れの範囲と予算を見て、制作会社と直す順番を相談するのが現実的です。

Q5.テンプレートを使うとどのページも同じに見えませんか?

A5.型がそろうことと内容が同じことは別物です。

むしろ型が安定するほど、写真や文章の中身の違いが引き立ちます。

Q6.ルール表は誰が作るべきですか?

A6.土台は制作会社、運用ルールへの落とし込みは自社との共同作業が理想です。

納品時にデザイン意図の説明を受け、その場で文書化してもらうと確実です。

Q7.点検はどれくらいの頻度で行えばいいですか?

A7.最低で年1回、更新頻度が週1回以上なら半年に1回が目安です。

ずれは小さいうちに戻すほうが、修正の手間も費用も小さく済みます。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • 一貫性の崩れは善意の独自判断・ルール不在・古いページの放置で起きる
  • テンプレート・A4一枚のルール表・年1回の点検の3点セットで防げる
  • 崩れた後も、アクセスの多いページから順に直せば立て直せる

印象がバラバラと言われたのは、放置のサインであると同時に、直せば伸びる余地のサインでもあります。

まずは主要5ページを並べて、色と書体と写真を見比べるところから始めてみてください。

どこから手を入れるべきか迷ったら、ともえデザインの無料相談で優先順位だけ整理してみるのも一つの手です。

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ホームページ制作とは何か|デザイン性が成果を左右する理由と構造の完全ガイド

 

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