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2026/08/22

ホームページ制作のブランディングはブランド設計の選び方で差がつく?

ブランド設計って何をどう決めるの?迷わないための考え方

ブランド設計とは、「誰に・何を・どう見せるか」を決める作業です。

決める項目は大きく5つ。

理念、ターゲット、提供価値、コンセプトの一言、表現ルールです。

この5つを上から順に決めれば、ホームページのデザインも文章も迷わなくなります。

順番を飛ばして見た目から入ると、あとで必ず手戻りが起きます。

とはいえ、「ブランド設計」と検索しても出てくるのは横文字だらけの解説ばかり。

ページを閉じて、また別の記事を開いて、結局何から手をつければいいのか分からないまま。

「うちみたいな会社に、そもそも必要なもの?」

「デザインを頼むだけじゃだめなの?」

「何をどこまで決めれば設計したことになるの?」

迷うのは、ブランド設計の全体像と順番を示してくれる情報が少ないからです。

この記事では、決めるべき5項目と決める順番、そして依頼先の選び方まで、可児市の制作現場の実例とあわせて解説します。

【この記事のポイント】

  • ブランド設計で決めるのは「理念・ターゲット・提供価値・コンセプト・表現ルール」の5項目
  • 決める順番は上流から。見た目(表現ルール)は最後に決めると手戻りがない
  • 依頼先は「デザイン前に質問が多いかどうか」で見極められる

この記事の結論

  • 一言で言うと、ブランド設計とは「デザインの前に判断基準を作る作業」のこと
  • 最も重要なのは、5項目を理念→ターゲット→価値→コンセプト→表現の順で決めること
  • 失敗しないためには、いきなりデザイン案を出す依頼先を避けること
  • 中小企業なら5項目をA4用紙1枚にまとめる程度で十分機能する

ブランド設計で決める5項目と迷わない順番

ブランド設計は難しそうに聞こえますが、分解すればやることは明確です。

5つの項目を、決める順番の通りに見ていきます。

項目1〜2:理念とターゲットが土台になる

最初に決めるのは理念、つまり「何のためにこの事業をやっているか」です。

立派な言葉である必要はありません。

「地元の会社の困りごとを技術で解決したい」くらいの、素直な言葉で十分です。

次にターゲット。

「30代女性」のような属性だけでなく、「どんな状況で、何に困っている人か」まで描きます。

たとえば「初めての外注で、騙されないか不安な総務担当者」。

ここまで具体化すると、後の工程で言葉選びに迷いません。

書き出す人数は1〜3人分まで。

それ以上増やすと、絞った意味がなくなります。

よくあるのが、ターゲットを広く取りすぎる失敗です。

「全部の人に」は「誰にも刺さらない」と同義。

正直なところ、ターゲットを絞る勇気がブランド設計の最初の関門です。

項目3〜4:提供価値とコンセプトの一言で軸が立つ

3つ目は提供価値。

競合ではなく自社が選ばれる理由を、お客様の言葉で書き出します。

コツは、過去のお客様に言われた言葉を思い出すこと。

「対応が早い」「説明が分かりやすい」といった何気ない一言に、価値の種があります。

自社が当たり前と思っていることほど、外から見ると強みだったりします。

4つ目はコンセプトの一言化。

理念・ターゲット・価値を煮詰めて、「誰に何を約束するブランドか」を短い言葉にします。

「初めての外注でも置いていかれない、伴走型の技術屋」のような形です。

きれいなキャッチコピーを作る必要はなく、社内で通じる実用の言葉で構いません。

この一言が、以降のすべての判断基準になります。

デザイン案で迷ったら、一言に合うほうを選ぶ。

文章の語調に迷ったら、一言に合うほうを選ぶ。

設計の中心はここだと考えてください。

項目5:表現ルールは最後に決める

最後が表現ルールです。

ロゴの使い方、基本の3色、フォント、写真のトーン、文章の語調。

コンセプトの一言から逆算して決めていきます。

順番を強調するのには理由があります。

ケースによりますが、ご相談の半分近くは「先にデザインを作ってしまって、あとから軸がないことに気づいた」パターンだからです。

表現ルールから入ると、判断基準がないまま好みで決めることになり、ページが増えるたびに印象がブレます。

なお、決めたルールはA4用紙1枚でいいので文書化してください。

総務省の通信利用動向調査ではスマートフォンからのネット利用が8割を超えており、表現ルールには「スマホ画面での見え方」の基準も1行入れておくと実務で効きます。

ブランド設計の選び方と可児市の現場で見た実例

5項目が分かったら、次は「自社でやるか、誰に頼むか」です。

実例を交えながら、選び方の考え方を紹介します。

実例1:設計を飛ばしてデザインだけ新しくした可児市の建設会社

可児市の建設会社のお客様は、以前他社でサイトをリニューアルしたものの、「きれいになっただけで何も変わらなかった」と当社にご相談くださいました。

拝見すると、デザインは今風。

ただ、誰に向けた何の会社なのかが、トップページから読み取れませんでした。

聞けば、前回の制作では「どんな見た目にしたいか」の打ち合わせしかなかったそうです。

「参考サイトを3つ出してください、で終わりました」と担当者様は苦笑いされていました。

そこで、制作に入る前に設計の5項目を一緒に整理しました。

ターゲットを「実家のリフォームを親に代わって調べる40〜50代」に絞り、コンセプトを「小さな工事も嫌がらない、近所の相談相手」に。

デザインは前回のものを大きく変えず、文章と写真の見せ方だけ設計に合わせて作り直しました。

公開後、「小さい修繕の問い合わせが増えて、そこから大きい工事につながった」とのご報告。

見た目ではなく設計が変わると、同じような予算でも結果が変わる事例です。

実例2:「設計なんて大げさでは」と迷っていた愛知県の学習塾

愛知県の学習塾のお客様は、ブランド設計の提案に当初こう返されました。

「うちは個人塾ですよ。ブランドなんて大げさじゃないですか?」

「大げさなことはしません。決めるのはA4で1枚だけです」

「1枚…それなら」

半信半疑のまま始まった設計で、塾長の口から「勉強が嫌いな子ほど歓迎したい」という言葉が出てきました。

これをコンセプトの軸に据え、成績アップの実績を並べる構成をやめ、「勉強嫌いだった子の変化」を語る構成に変更。

公開から数か月後、「体験申し込みの子のタイプが明らかに変わった。うちに合う子が来てくれる」と話してくださいました。

問い合わせの数そのものより、ミスマッチが減ったことで面談や体験の手間が軽くなったそうです。

設計は会社の規模を問いません。

むしろ小さな事業ほど、絞り込みの効果がはっきり出ると感じています。

依頼先の選び方:見極めの判断基準3つ

ブランド設計を含めて外部に依頼する場合、次の3つで見極めてください。

1つ目、デザインの話より先に、事業やお客様への質問が多いか。

初回打ち合わせで見た目の話から入る会社は、設計工程を持っていない可能性があります。

体感としては、初回の会話の半分以上が質問なら期待できます。

2つ目、成果物に「言葉」が含まれているか。

コンセプトや表現ルールなど、デザイン以外の納品物があるかを確認します。

3つ目、決める順番を説明できるか。

「なぜ理念やターゲットから聞くのか」に理路整然と答えられる会社は信頼しやすいです。

費用は気になるところですが、一般的な相場では設計込みの制作はデザインのみより数十万円単位で高くなることもあります。

ただ、設計を飛ばした作り直しのほうが結果的に高くつくケースを、現場では何度も見てきました。

複数社に同じ質問をぶつけて、答え方を比較するのがおすすめです。

よくある質問

Q1.ブランド設計とホームページ制作は別の作業ですか?

A1.本来は別工程です。

設計が上流、制作が下流。

ただし中小企業では、制作会社が設計を兼ねて進めるケースが実務上は多数派です。

Q2.ブランド設計にはどれくらいの期間がかかりますか?

A2.規模によりますが、中小企業のサイト制作に組み込む場合で2週間〜2か月程度が目安です。

打ち合わせ2〜4回で5項目を固める進め方が一般的です。

Q3.自社だけでブランド設計はできますか?

A3.5項目の下書きまでは自社でできます。

ただし提供価値は自社では気づきにくいため、お客様へのヒアリングか第三者の視点を入れると精度が上がります。

Q4.ブランド設計の費用相場はどれくらいですか?

A4.一般的な相場では、設計単体で数十万円、コンサルティング型では百万円を超える場合もあります。

サイト制作とセットで進めると負担を抑えやすい傾向があります。

Q5.ロゴがなくてもブランド設計はできますか?

A5.できます。

むしろ設計が先、ロゴは後が正しい順番です。

設計で決めたコンセプトをロゴに反映すれば、作り直しのリスクを減らせます。

Q6.設計した内容は途中で変えてもいいですか?

A6.構いません。

事業の変化に合わせて年1回程度見直すのが健全です。

ただし表現ルールを頻繁に変えると印象が蓄積しないため、軸は保ってください。

Q7.ブランド設計をすると何がどう変わりますか?

A7.最大の変化は判断が速くなることです。

デザイン・文章・投稿内容の迷いが減り、発信の一貫性が生まれます。

問い合わせの「質」が変わったという声も現場では多いです。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • ブランド設計で決めるのは理念・ターゲット・提供価値・コンセプト・表現ルールの5項目
  • 順番は上流から。見た目は最後に決めると手戻りしない
  • 依頼先は「質問の多さ」「言葉の納品物」「順番の説明」で見極める

ブランド設計は、大企業のための儀式ではなく、判断に迷わないための道具です。

まずはA4用紙を1枚用意して、理念とターゲットの2項目だけ書いてみてください。

書きながら手が止まったところが、今の自社の課題です。

残りの項目をどう詰めるか迷ったら、ともえデザインの無料相談で整理を手伝ってもらうこともできます。

ホームページ制作の基本を知りたい方へ

ホームページ制作の基本や、成果につながるデザイン・構造について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ホームページ制作とは何か|デザイン性が成果を左右する理由と構造の完全ガイド

 

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ホームページで成果を出すには、見た目だけでなく、デザインの役割やブランディングとのつながり、実際の制作事例を理解することが大切です。

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ホームページとブランディングの関係
企業や店舗のイメージを伝え、信頼を高めるホームページの考え方を紹介します。

ホームページ制作の事例から学ぶ
実際の制作事例をもとに、成果につながるデザインや構成のポイントを解説します。

 

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