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2026/08/20
ホームページ制作のデザインを業種別に比較表で解説|自社に合う型はどれ?

結局うちの業種はどんなデザインが正解?業種別の向き不向きを整理
ホームページのデザインは、業種ごとに向き不向きがはっきり分かれます。
大きく分けると「信頼重視型」「親近感型」「世界観重視型」の3つ。
製造業や士業は信頼重視型、飲食や地域店舗は親近感型、美容やブランド商材は世界観重視型が基本の型です。
まず自社がどの型に近いかを1つ決める。
これが業種別デザインで失敗しない出発点です。
とはいえ、参考にと同業他社のサイトを開いては閉じ、気づけば夜。
「かっこいいサイトを真似すればいいの?」
「うちの業種っぽさって、そもそも何だろう」
「おしゃれさと信頼感、どっちを取ればいい?」
迷うのは当然で、デザインの正解は業種だけでなく、客層と目的の掛け算で変わるからです。
この記事では、業種別のデザインの型を比較表で整理し、自社に当てはめる手順まで解説します。
読み終える頃には、「うちはこの型でいく」と根拠を持って判断できるようになります。
【この記事のポイント】
- 業種別デザインは「信頼重視型・親近感型・世界観重視型」の3つに整理できる
- 正解は業種だけで決まらず、客層(誰が見るか)と目的(何をしてほしいか)で最終調整する
- 同業他社の真似ではなく、型を決めてから参考サイトを探すと失敗しない
この記事の結論
- 一言で言うと、業種別デザインとは「客層の期待に合わせた型選び」のこと
- 最も重要なのは、業種の基本型を踏まえた上で自社の客層に合わせて微調整すること
- 失敗しないためには、比較表で型を決めてから細部のデザインを検討すること
- 同業のかっこいいサイトの真似から入ると、客層とズレるケースが多い
ホームページ制作のデザイン3つの型を業種別の比較表で整理する
「業種別デザイン」と言っても、業種の数だけ正解があるわけではありません。
制作現場の感覚では、大半のサイトは3つの型のどれかに落ち着きます。
まずは全体像を比較表で押さえてください。
業種別デザイン比較表:3つの型の違いを一覧で確認
| 型 | 向いている業種 | 配色の傾向 | 重視する要素 |
|---|---|---|---|
| 信頼重視型 | 製造業・士業・医療・建設 | 紺・青・グレー系 | 実績・資格・情報の正確さ |
| 親近感型 | 飲食・小売・整体・地域サービス | 暖色・明るい色 | 人の顔・写真・話しかける文章 |
| 世界観重視型 | 美容・ブランド商材・写真・高級店 | モノトーンやくすみ色+余白 | ビジュアルの統一感・余韻 |
信頼重視型は「間違いのない会社か」を確かめられる業種向け。
親近感型は「入りやすいか、感じが良いか」を見られる業種向け。
世界観重視型は「センスが合うか」で選ばれる業種向けです。
自社のお客様が、サイトを開いて最初に何を確かめようとするか。
それを想像すると、どの型が近いか見えてきます。
正直なところ、この表だけで9割の業種は方向性が決まります。
信頼重視型と親近感型:堅さと近さ、どちらが武器になるか
製造業・士業・医療のお客様は、発注や依頼の失敗が許されない状況で検索しています。
だから求められるのは、おしゃれさより「情報が整理されていて、実績が確認できる」こと。
配色は紺やグレーを軸に、レイアウトは左右対称に近い安定した構成が定番です。
派手さがなくて物足りないと感じるかもしれませんが、この業種では堅さこそが武器になります。
一方、飲食店や整体院など地域の店舗は、「行ってみたい」「この人なら話しやすそう」と感じてもらうことが先。
スタッフや店内の写真を大きく使い、文章も話しかける調子に寄せます。
総務省の通信利用動向調査ではスマートフォンでのインターネット利用が8割を超えており、店舗系は特にスマホで見たときの温度感が重要です。
よくあるのが、店舗なのに信頼重視型の堅いデザインにしてしまい、「敷居が高そう」と敬遠されるパターン。
型の取り違えは、配色選びのミスより影響が大きいと感じています。
世界観重視型と例外パターン:業種の定石が当てはまらない場合
美容室やブランド商材、高級店は、写真と余白で世界観を見せる型が定番です。
文字情報は最小限に絞り、1枚の写真に語らせる。
更新頻度より、初回の作り込みに比重を置くタイプです。
ただし、例外もあります。
たとえば同じ製造業でも、採用が目的なら親近感型に寄せて社員の顔を前面に出したほうが応募は増えやすい。
同じ美容室でも、低価格で回転率を重視する店なら、世界観より予約のしやすさを優先すべきです。
ケースによりますが、「業種の定石」と「自社の目的」が食い違うときは、目的を優先するのが原則。
業種はあくまで出発点で、最後は誰に何をしてほしいかで決まります。
断定しにくい部分こそ、制作会社との対話で詰める価値があるところです。
自社に合う型の決め方と可児市の制作現場で見た実例
比較表で型の見当がついたら、次は自社への当てはめです。
ここからは、岐阜県大垣市のともえデザインが現場で経験した実例と、迷ったときの判断基準を紹介します。
実例1:同業の真似で作った製造業サイトが型の見直しで変わった
岐阜県内の製造業のお客様から、「大手同業のサイトを参考に作ったのに反応がない」というご相談がありました。
拝見すると、動画やアニメーションを多用した世界観重視型。
参考にした大手はブランドイメージの発信が目的でしたが、このお客様の目的は新規取引先からの見積もり依頼でした。
見る相手は発注担当者。
確かめたいのは設備・加工実績・対応可能ロットです。
そこで型を信頼重視型に切り替え、トップに加工事例と設備一覧への導線を配置しました。
公開から数か月で、「初めての会社から見積もり依頼が来た」とご報告をいただきました。
デザインの質が低かったのではなく、型が客層とズレていた。
「デザインを新しくした」のではなく「見せる相手を合わせた」だけで結果が動いたわけです。
業種別の正解は「同業に似せること」ではないと実感した事例です。
実例2:2つの型の間で迷った愛知県の整体院
愛知県の整体院のお客様は、親近感型と世界観重視型の間で迷われていました。
打ち合わせでのやり取りは、こんな感じです。
「高級サロンみたいな、かっこいいサイトに憧れるんですよね」
「かっこよくはできます。ただ、先生の強みは初めての方への丁寧な説明ですよね。それが伝わりにくくなるかもしれません」
「うーん…確かに、うちは緊張して来られる方が多いです」
最終的に、ベースは親近感型、写真のトーンだけ落ち着かせて上品さを足す折衷案に決まりました。
公開後、「初めての方から『サイトを見て安心して来られた』と言われることが増えた」とのこと。
型は二択で悩むより、主にする型を1つ決めて、もう一方の要素を2割だけ混ぜる。
現場ではこの考え方がいちばん実用的です。
迷ったときの判断基準3つと比較表の使い方
自社の型に迷ったら、次の3つを順に確認してみてください。
1つ目、お客様は「失敗したくない」のか「行ってみたい」のか「センスに共感したい」のか。
最初の心理がそのまま型に対応します。
2つ目、サイトの最重要ゴールは何か。
見積もり依頼なら信頼重視型、来店予約なら親近感型が有利になりやすい傾向があります。
3つ目、競合と並んだときに埋もれないか。
検索結果で並ぶ3〜5社を実際に開き、印象が横並びになっていないかを見ます。
地域の同業がすべて親近感型なら、あえて世界観重視の要素を足して差別化する判断もあります。
制作会社に依頼する場合も、この比較表を打ち合わせに持ち込めば会話が具体的になります。
「うちは信頼重視型で、親近感を2割」のように伝えられれば、提案の精度は目に見えて上がります。
よくある質問
Q1.業種別のデザインの型は必ず守るべきですか?
A1.出発点としては有効ですが、絶対ではありません。
採用目的の製造業が親近感型を選ぶなど、目的が業種の定石より優先されるケースが3割ほどある印象です。
Q2.複数の事業を持つ会社はどの型にすべきですか?
A2.売上や集客の主力事業の型に合わせるのが基本です。
事業ごとに客層が大きく違う場合は、下層ページやサイト分割で型を変える方法もあります。
Q3.同業他社のサイトはどの程度参考にしていいですか?
A3.型と構成の確認までが目安です。
配色や写真までなぞると差別化できず、客層のズレも引き継ぐ恐れがあります。
3〜5社を見比べて共通点だけ押さえてください。
Q4.型によって制作費用は変わりますか?
A4.一般的な相場では、写真や作り込みに比重を置く世界観重視型がやや高くなる傾向があります。
撮影費の有無が金額差の主因になることが多いです。
Q5.今のサイトの型が合っているか自分で確認できますか?
A5.できます。
お客様が最初に確かめたいこと(実績・入りやすさ・センス)と、トップ画面が最初に見せているものが一致しているかを確認してください。
ズレていれば見直しのサインです。
Q6.BtoBとBtoCで型の選び方は変わりますか?
A6.変わります。
BtoBは複数人の稟議で見られるため信頼重視型が基本。
BtoCは個人の感情で決まるため、親近感型か世界観重視型が中心になります。
Q7.型を途中で変更するのは大変ですか?
A7.配色や写真の差し替えで済む場合と、構成から作り直す場合があります。
一般的な相場では前者は数万〜十数万円、後者はリニューアル扱いになることもあるため、最初の型選びが重要です。
まとめ
この記事のまとめ:要点3つ
- 業種別デザインは「信頼重視型・親近感型・世界観重視型」の3つで整理できる
- 業種の定石は出発点。最後は客層の心理とサイトの目的で決める
- 迷ったら主にする型を1つ決め、他の型の要素を2割混ぜるのが実用的
同業他社のサイトを何十枚見ても、答えは自社の中にしかありません。
まずは比較表を眺めながら、自社のお客様が最初に確かめたいことを1行書き出してみてください。
その1行が決まれば、デザインの方向性はほぼ決まったようなものです。
「うちの業種はどの型だろう?」と迷ったら、ともえデザインの無料相談で方向性だけ確認してみるのも一つの手です。
ホームページ制作の基本を知りたい方へ
ホームページ制作の基本や、成果につながるデザイン・構造について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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