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2026/08/04
ホームページ制作のデザインで映えるカラーの組み合わせの特徴とは?失敗しない配色術
何色を組み合わせればいいか分からない…サイトの印象を決める配色の答え
ホームページの印象は、配色でほぼ決まります。
海外のマーケティング研究では、第一印象の6〜9割は色の影響を受けるとされています。
使う色は3色以内。
ベース70%・メイン25%・アクセント5%。
この比率を守るだけで、サイトの印象は大きく整います。
とはいえ、参考サイトを何枚も見比べて、気づけば1時間。
「おしゃれにしたいけど、センスに自信がない」
「会社のイメージに合う色って、そもそも何色なんだろう」
「好きな色で選んでいいの?」
検索窓に「ホームページ 配色」と打っては消し、また打ち直す。
そんな迷いが出るのは、配色には”好み”と”戦略”の2つの軸があり、どちらを優先すべきか判断できないからです。
この記事を読むと、映える配色に共通する特徴と、自社に当てはめる手順が分かり、「うちのサイトはこの3色でいく」と自分で決められるようになります。
【この記事のポイント】
- 映える配色は「3色以内・70:25:5・目的から逆算」という共通の特徴を持つ
- 色は好みではなく、ターゲットと業種イメージから逆算して選ぶと失敗しない
- 迷ったらベースは白系、アクセントは行動ボタン専用にすると導線が生きる
この記事の結論
- 一言で言うと、映える配色とは「色数を絞り、役割を決めた配色」のこと
- 最も重要なのは、アクセントカラーを問い合わせボタンなど行動箇所に限定すること
- 失敗しないためには、業種の連想色とターゲットの好みを先に書き出すこと
- 好きな色から入ると、伝えたい印象とズレるケースが多い
ホームページ制作のデザインで映える配色に共通する3つの特徴
デザインの良し悪しは感覚の話に見えて、実は共通のルールがあります。
ここでは、制作現場で「映える」と評価されるサイトに共通する特徴を3つに絞って解説します。
特徴1:色数は3色以内、比率は70:25:5
映えるサイトの多くは、使う色を3色前後に絞っています。
ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%。
インテリアやファッションでも使われる、配色の黄金比率です。
正直なところ、色数を増やして映えるサイトを作るのは、プロでも難易度が高い作業です。
よくあるのが、「せっかくだから」とコーポレートカラーの他に好きな色を足していき、5色以上になってしまうパターン。
色数が増えるほど視線が分散し、どこを見ればいいのか分からない画面になります。
まずは3色。
足りないと感じたら、同じ色の濃淡でバリエーションを作る。
これが失敗しない基本形です。
特徴2:アクセントカラーが「行動する場所」にだけ使われている
映えるサイトは、アクセントカラーの使いどころを徹底的に絞っています。
代表的なのは、問い合わせボタンや予約ボタンなど、読者に行動してほしい場所。
画面の5%しか使わないからこそ、その色が目に飛び込んできます。
たとえばベースが白、メインが紺のサイトなら、アクセントはオレンジや黄色などの補色系。
ボタンだけが自然と浮き上がり、クリック率にも影響します。
Webサイトのボタン色を変えただけで反応率が数十%変わったという海外企業のテスト事例は数多く報告されています。
逆に、アクセントカラーを見出しにも背景にも使ってしまうと、本当に押してほしいボタンが埋もれる。
「映えない」と感じるサイトの多くは、色そのものではなく使い方に原因があります。
実は、既存サイトのアクセントカラーの使用箇所を数えてみるだけでも、自社サイトの課題は見えてきます。
5か所以上に散っていたら、絞るサイン。
まずはボタンだけに戻してみてください。
特徴3:業種とターゲットから色を逆算している
映える配色のサイトは、例外なく「誰に何を感じてほしいか」から色を決めています。
色には心理的な連想があるからです。
青は信頼・誠実。
士業や製造業、医療系と相性が良い色です。
緑は安心・自然。
農業や環境、健康系に向きます。
赤やオレンジは情熱・行動。
飲食や求人など、勢いを出したい場面で活きます。
ケースによりますが、女性向けサービスなら彩度を落としたくすみカラー、男性向けB2Bなら濃紺+グレーのような堅めの配色が好まれる傾向があります。
「社長の好きな色」で決めたサイトが、ターゲットの好みとズレてしまう。
実は、これが配色の失敗で一番多い原因です。
自社サイトに当てはめる配色の決め方と現場の実例
特徴が分かっても、「で、うちは何色にすればいいの?」が残りますよね。
ここからは、岐阜県大垣市のともえデザインが制作現場で実際に使っている手順と、リアルな事例を紹介します。
実例1:5色使いの製造業サイトを3色に整理したら問い合わせが動いた
岐阜県内の製造業のお客様から、「サイトが古臭い気がする」というご相談を受けたことがあります。
拝見すると、赤・青・緑・オレンジ・紫が同じページに混在していました。
どの色にも意味があったそうです。
「事業部ごとに色を分けたんです」と担当者様。
そこで、ベースを白、メインを技術力を連想させる濃紺、アクセントを問い合わせボタン専用のオレンジに整理しました。
事業部の区別は色ではなくアイコンで表現。
公開後、担当者様から「営業先で『サイト変えました?』と言われるようになった」とご連絡をいただきました。
問い合わせフォームへの到達率も、リニューアル前より明らかに伸びています。
色を「増やす」のではなく「役割を決めて減らす」ことで映えるようになった典型例です。
実例2:「好きな色」と「選ばれる色」の間で迷った美容サロン
愛知県の美容サロンのお客様は、ご自身がビビッドなピンクが大好きでした。
最初のご要望は「とにかくピンクで可愛く」。
ただ、客層をお聞きすると30〜40代の落ち着いた女性が中心です。
現場でのやり取りは、こんな感じでした。
「ピンクはメインで使えます。ただ、原色に近いピンクだと10〜20代向けの印象になります」
「えっ、そうなんですか。じゃあ大人っぽいピンクってあります?」
「くすみ系のローズピンクなら、上品さと可愛さを両立できますよ」
最初は半信半疑のご様子でしたが、2パターンの配色案を並べてお見せすると、ご自身で「こっちだ」と即決されました。
公開後、「昔からのお客様に『サイト、私たち世代でも入りやすい雰囲気ね』と言われた」と嬉しそうに話してくださったのが印象的でした。
好きな色を諦めるのではなく、トーンを調整してターゲットに寄せる。
これも映える配色の大事な技術です。
迷ったときの判断基準3つ
配色で迷ったら、次の3つを順番に確認してみてください。
制作会社に依頼する場合でも、この基準で提案を見比べれば判断しやすくなります。
1つ目、色数は3色以内に収まっているか。
4色以上の提案なら、その理由を説明できるかを確認します。
2つ目、アクセントカラーの使用箇所が決まっているか。
「ボタン専用」など役割の説明がない提案は、公開後に色が増殖しがちです。
3つ目、ターゲットと業種イメージから色を選んだ根拠があるか。
「流行っているから」だけの提案は要注意。
根拠を聞いたときに、納得できる答えが返ってくるかどうかが見極めのポイントです。
なお、総務省の通信利用動向調査ではスマートフォンでのネット利用が8割を超えており、配色は必ずスマホの小さい画面で確認することも忘れないでください。
パソコンでは上品に見えた薄いグレーの文字が、屋外のスマホ画面ではほぼ読めない。
よくある落とし穴です。
よくある質問
Q1.ホームページの配色は何色までに抑えるべきですか?
A1.基本は3色以内です。
ベース70%・メイン25%・アクセント5%の比率が目安。
色が足りない場合は同系色の濃淡で補うと統一感が崩れません。
Q2.コーポレートカラーは必ずメインカラーにすべきですか?
A2.原則はメインカラーに使いますが、彩度が高すぎる場合はアクセント側に回す選択肢もあります。
ロゴとの相性を見て決めるのが実務的です。
Q3.背景は白と色付きのどちらがいいですか?
A3.迷ったら白系が無難です。
文字の可読性が最も高く、写真も映えます。
色付き背景は世界観重視のブランドサイト向きです。
Q4.アクセントカラーはどう選べばいいですか?
A4.メインカラーの補色(反対色)系から選ぶと目立ちます。
紺ならオレンジ、緑なら赤系など。
使用箇所はボタンなど行動導線に限定してください。
Q5.業種のイメージ色と好きな色が違う場合はどちらを優先すべきですか?
A5.ターゲットに感じてほしい印象を優先し、好きな色はトーン調整して取り入れるのが現実的です。
両立できるケースが実際には多数派です。
Q6.配色だけ自分で決めて制作会社に渡してもいいですか?
A6.希望として伝えるのは大歓迎です。
ただし最終判断は、ターゲット分析を踏まえたプロの提案と突き合わせてからをおすすめします。
Q7.公開後に配色を変更すると費用はどれくらいかかりますか?
A7.一般的な相場では、部分的な色調整なら数万円程度、全面的な配色変更はデザイン改修扱いで数十万円になることもあります。
最初に決め切るほうが結果的に安く済みます。
まとめ
この記事のまとめ:要点3つ
- 映える配色の特徴は「3色以内・70:25:5・アクセントは行動箇所限定」
- 色は好みではなく、業種の連想色とターゲットから逆算して選ぶ
- 提案を見極める判断基準は「色数・役割・根拠」の3つ
配色は、センスではなく手順で決められます。
参考サイトを何枚も眺めて疲れてしまったら、一度画面を閉じて大丈夫です。
まずは自社のターゲットと、感じてほしい印象を紙に書き出すところから始めてみてください。
そのメモを持って相談すれば、制作会社との打ち合わせは驚くほどスムーズになります。
「うちの場合はどの3色?」と迷ったら、ともえデザインの無料相談で配色の方向性だけ確認してみるのも一つの手です。
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