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2026/08/17

ホームページ制作のデザインで高級感を出す注意点|安っぽく見える原因とは?

高級感を出したいのになぜか安っぽくなる…原因と正しい表現の仕方

サイトが安っぽく見える原因は、大きく3つに絞れます。

写真の質が低い、装飾と色が多すぎる、余白が足りない。

高級感は金色や豪華な装飾で作るものではなく、「質の高い写真・絞った色・広い余白」の引き算で生まれます。

この3点を直すだけで、印象は目に見えて変わります。

黒と金でまとめたのに、なぜか通販サイトのチラシみたいに見える。

参考にした高級ブランドのサイトと自社の画面を並べて、溜息が出る。

「何が違うんだろう」

「これ以上どこを直せばいいの?」

「制作会社に頼めば本当に高級感が出るの?」

そう感じるのは自然なことです。

高級感は要素の足し算ではなく、質と引き算の掛け合わせで決まるため、原因が自分では見えにくいのです。

この記事を読むと、安っぽく見える原因の正体と、高級感を出すときの注意点、制作会社の提案を見極める判断基準まで分かり、自分で納得して方向を決められるようになります。

【この記事のポイント】

  • 安っぽさの三大原因は「写真の質・色と装飾の過多・余白不足」
  • 高級感は金色や飾りの足し算ではなく、質を上げて要素を削る引き算で作る
  • やりすぎると「敷居が高い」と敬遠される。ターゲットとの距離感の調整が必須

この記事の結論

  • 一言で言うと、高級感の正体は「写真の質×余白×抑制された色」
  • 最も重要なのは、装飾を足す前に写真への投資を優先すること
  • 失敗しないためには、判断基準を持って複数の制作会社の提案を比較すること
  • 高級感の出しすぎは客離れを招くことがあり、業種と客層で調整が必要

高級感を出したいのに安っぽく見える3つの原因と注意点

まず、原因を特定するところからです。

制作現場でご相談を受けるとき、安っぽさの原因はほぼこの3つのどれかに当てはまります。

原因1:写真の質が画面全体の格を決めている

一番多い原因は写真です。

スマホで撮った暗い写真、画素の粗い昔の写真、無料素材のありきたりな画像。

どれだけレイアウトを整えても、写真の質が低いと画面全体が引きずられます。

高級ホテルのパンフレットを思い浮かべてください。

文章より先に、写真の光と質感が「格」を伝えています。

Webも同じで、訪問者は文字を読む前に写真から印象を受け取ります。

正直なところ、高級感の演出で最初に投資すべきは、装飾ではなくプロカメラマンによる撮影です。

一般的な相場では、半日撮影で数万円台からが目安。

デザインに凝る費用の一部を撮影に回すほうが、効果はずっと大きいというのが現場の実感です。

原因2:色と装飾が多すぎて「にぎやか」になっている

高級感を出そうとして、金色・黒・赤を組み合わせ、飾り罫や光る装飾を足していく。

よくあるのが、この「足し算の高級感」で逆に安っぽくなるパターンです。

実際の高級ブランドのサイトを見ると、驚くほど色数が少ないことに気づきます。

白やベージュのベースに、黒に近い文字色、アクセントは1色だけ。

金色を使う場合も、彩度を抑えたシャンパンゴールドを小さな面積に限定しています。

派手な金は、面積が広いほど景品のような印象に転びます。

にぎやかさは親しみを生む一方で、高級感とは反対方向の力です。

色は3色以内、装飾は「なくても伝わるなら削る」。

この抑制こそが注意点の核心です。

実際、可児市の飲食店のお客様で、こんなケースがありました。

記念日利用を増やしたいと、黒背景に金の飾り罫を足した自作サイトをお持ちでしたが、ご本人も「なんだか居酒屋のクーポンみたいで…」と苦笑い。

飾り罫をすべて外し、料理写真を大きく、背景を落ち着いた生成り色に変えただけで、「同じ店とは思えない」と驚かれていました。

足した装飾を引くだけで印象が変わる、分かりやすい例です。

原因3:余白が足りず、情報が詰め込まれている

3つ目は余白です。

情報がぎっしり詰まった画面は、お得感や勢いは出ますが、高級感からは遠ざかります。

広い空間に商品を数点だけ並べる高級店と、通路まで商品が積まれたディスカウントストア。

画面の余白は、この売り場の違いと同じ効果を持ちます。

ただし、ここで注意点がひとつ。

余白を広げ、文字を減らし、高級感を突き詰めるほど、「敷居が高そう」「高そうだから問い合わせづらい」という距離感も同時に生まれます。

ケースによりますが、地域密着の商売なら、高級感は7割に抑えて親しみの要素を残すほうが問い合わせにつながることも多いです。

どこまで振り切るかは、客層とセットで考える必要があります。

失敗しないための判断基準と、実際の検討プロセス

原因が分かっても、「自分の判断で直して大丈夫か」という不安は残りますよね。

ここからは、制作会社に依頼する場合も含めて、失敗を避ける判断基準と実例を紹介します。

実例:高級路線への転換で迷った菓子店の検討プロセス

岐阜県内の菓子店のお客様の例です。

贈答用の高価格帯商品を出すにあたり、「サイトも高級感のあるものに」というご相談でした。

最初の不安は「常連さんが離れないか」。

相談前は、夜な夜な同業他社のサイトを見比べては、方向性が決められずにいたそうです。

比較検討の段階では、複数の制作会社から提案を受けておられ、「A社は豪華な装飾の案、おたくは写真中心のシンプルな案。正反対で余計に迷う」と率直に言われました。

私たちは、装飾案を否定せず、判断材料だけお渡ししました。

「商品の写真を主役にするか、飾りを主役にするか。贈答品で最終的に見られるのはお菓子そのものです」

数週間後、プロ撮影の写真を見たご主人が「うちの菓子、こんなにきれいだったんだな」とぽつり。

その一言が決め手になったと、後から伺いました。

公開後は、常連さんから「上品になったね、でも入りにくくはないよ」と言われたそうで、心配していた距離感の問題も、写真の温かみが埋めてくれた形です。

比較した人が確認していたポイント

このお客様のように複数社を比較する方が、実際に確認していたポイントは共通しています。

制作実績の中に「高級感系」のサイトがあるか。

言葉で「高級感を出せます」と言うのは簡単ですが、実績は嘘をつきません。

写真撮影をどう扱うか。

撮影込みの提案か、手持ち素材で作る前提か。

ここで仕上がりの上限がほぼ決まります。

「なぜその色・その余白なのか」を説明できるか。

根拠を聞いたとき、ターゲットに紐づいた答えが返ってくる会社は信頼できます。

迷ったときの判断基準4つ

高級感の方向で迷ったら、次の4つを順番に確認してみてください。

どの制作会社の提案を見るときにも使える、公平な基準です。

1つ目、写真に投資する計画があるか。

撮影なしで高級感を約束する提案は、根拠を確認したほうが安全です。

2つ目、色数が3色以内に抑えられているか。

4色以上の「豪華な」提案は、公開後に安っぽく転ぶリスクを疑います。

3つ目、余白の設計に意図があるか。

「詰め込まないこと」を提案書の段階で説明できるかがひとつの目安です。

4つ目、客層との距離感を議論してくれるか。

高級感を出すことのデメリットまで話してくれる会社は、公平な提案をしている可能性が高いです。

なお、1社の話だけで決めるのはおすすめしません。

2〜3社の提案を並べ、この4基準で見比べると、それぞれの得意分野が見えてきます。

経済産業省の電子商取引に関する調査でもネット経由の消費は年々拡大しており、サイトの第一印象が売上に直結する時代です。

だからこそ、急がず比較する価値があります。

よくある質問

Q1.高級感のあるデザインにすると制作費用は高くなりますか?

A1.一般的な相場では、写真撮影費が加わる分、数万〜十数万円程度上乗せになるケースが多いです。

装飾を増やすより撮影に投資するほうが費用対効果は高い傾向があります。

Q2.金色を使うと安っぽくなるって本当ですか?

A2.使い方次第です。

彩度の高い金を広い面積に使うと景品風になります。

くすんだシャンパンゴールドを小さな面積に限定すれば上品にまとまります。

Q3.写真は自分で撮ったものでは駄目ですか?

A3.高級感を狙うならプロ撮影を推奨します。

光の質が仕上がりの8割を決めるためです。

予算が厳しい場合は、主要ページの写真だけプロに絞る方法もあります。

Q4.高級感と親しみやすさは両立できますか?

A4.できます。

デザインは抑制しつつ、人物写真や手書き風の要素を一部に残すのが定番です。

比率はターゲット次第で、地域商売なら高級7:親しみ3が目安です。

Q5.安っぽく見える一番の原因を1つだけ挙げるなら何ですか?

A5.写真の質です。

配色やレイアウトが同じでも、写真を差し替えるだけで印象は大きく変わります。

直す順番も写真からが最短です。

Q6.既存サイトを部分的に直して高級感を出せますか?

A6.写真差し替えと色数の整理だけでも改善は可能です。

ただし土台のレイアウトが古い場合は、部分修正より作り直しが結果的に安く済むこともあります。

Q7.制作会社の「高級感を出せます」はどう見極めればいいですか?

A7.実績・撮影の扱い・色と余白の根拠の3点を質問してください。

具体的に答えられるかで判断できます。

複数社比較なら確度はさらに上がります。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • 安っぽさの原因は「写真の質・色と装飾の過多・余白不足」の3つ
  • 高級感は足し算ではなく、写真に投資して要素を削る引き算で作る
  • 提案の見極めは「撮影計画・色数・余白の根拠・距離感の議論」の4基準で

安っぽく見える原因は、センスの欠如ではなく、直せる技術的な問題です。

まずは自社サイトの写真を見て、「これは商品の格に釣り合っているか」と問いかけてみてください。

答えに詰まったら、そこが最初の改善点です。

方向性に迷ったら、複数の制作会社の話を聞き比べたうえで、ともえデザインの無料相談でも判断基準を確認してみてください。

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